海辺にカヌーが置いていある風景・・・そんなハワイでよくみる風景を 日本のいろんな海辺で見ることができたら、どんなにいいだろう・・・ 海に生きる世界中の人たちとOhanaになり、 人間が生まれた海という自然を大切にする仲間を増やしたい・・・
クラブに関係なく全国のアウトリガーカヌーを愛する人達が集える、 そんなサイトがあれば・・ そんな気持ちからできたHoenaです。

アウトリガーカヌーに出合って18年・・・・3年前に日本に帰国してから、日本にも、アウトリガーカヌークラブ(以後OCC)がある事を知り、近所に設立されたばかりのOCCでパドルを続ける事ができるという幸運に恵まれた。
日本での、学校体育や武道を基盤とするスポーツと、欧米の、文化、ライフスタイルを基盤とするスポーツとの違いのように、日本の文化とハワイの文化が違うの
と同じ様に、日本のOCのクラブの方針も考え方も、日本スタイル独自のものだった。 その中で戸惑いながらも、日本の仲間と楽しく汗を流す傍ら、なるべく一
人で海に出る時間をつくりながら、自分は何の為にOCと関わり続けているのか・・・と海に出るたびにPule
waa『カヌーの祈り』と供に海に語りかけていた。

昔から・・・・よくハワイィの年配パドラーから聞いていた話・・・
『その昔アウトリガーカヌーは釣りや移動の手段に使うためだけの乗り物ではなく、海の神と一体のなるとき、大自然のスピリッツ(魂)を身体に蓄える為に、沖までパドルしてウネリにのって岸までサーフィンしていたんだ。ホラ、今でも海の神様が乗る第7のシートが後ろに出っ張って用意してるだろう。だからカヌーは大切に扱わなければならないよ』
『カヌーに乗る仲間は皆がOHANA(家族)なんだ、初めて会った者同士でも、一度一緒にパドルすればもう家族同様、精神的につながり友達以上の関係になれるよ』
『信頼しあい、お互い疑念を持たず、全てを分け合って、海の神Kanaloaに全てをゆだねてパドルすれば、信じられないくらいのスピードで海上を滑るよ。』
OHANA(家族)・・・最初はなんだか照れくさい感じがしたこの言葉。しかし少しづつこの言葉の本当の意味がわかってきた。それは、妻、子供達〜などの通常の家族とはまた違う、スピリットで繋がるものを持ったOHANA(家族)なんだ。
初めは日本人にとってこのOHANA(家族)というのは抵抗があるかもしれない。しかし、海に親しみ、アウトリガーカヌーに親しみ、ハワイアンスピリッツに触れた時、その意味が少しづつわかってくるのではと思う。
ハワイアンにとってアウトリガーカヌーは単なるマリンスポーツではなく、Hula
と同じようにハワイィの文化そのものであり、宗教のような存在で自然の一部なんだよね。現在はマリンスポーツ競技として確立され、ハワイ、タヒチを中心にカリフォルニア、海がある国ならどこでも大小のレースが行われている。

日本でも湘南の海を中心として、確実に競技人口が増えてきている。 それぞれのクラブが独自のスタイルを確立しつつある今、本来のアウトリガーカヌーの素晴らしさが見失われないように。クラブ関係なく、日本はもちろん、世界中の人たちとOhanaになり、海という自然を大切にする仲間を増やしたい。
Hokule’aのナビゲーターでもあり、キャプテンでもあるNainaoが言っていた。 『日本は世界で唯一Alohaの精神がある国だから、だから僕達は日本にAloha の気持ちを伝える為に来たんだ・・・』と・・・・ そう。僕達日本人は自然を崇拝し、自然と共存しながら生活してきた歴史がある、だから・・・自然の一部であるアウトリガーカヌーの精神も理解できるはずだと思う。

まだまだ、日本に入ってきたばかりのアウトリガーカヌー。 企業などの参入によりその利益追求企業戦略の一部となり、大切なアウトリガーカヌーのスピリッツが置き去りにされたまま、アウトリガーカヌーが広がってしまう事だけは避けたい。
どうにかして、アウトリガーカヌーの精神を大切にし、アウトリガーカヌーを日本で広めたい。それらの、気持ち一心でHoenaを立ち上げた。
|