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  アウトリガーカヌーとは

「アウトリガー」とはカヌー(小舟)の片側に張り出した転覆防止用の舷外浮材の事をいう。要するにそれが付いたカヌーがアウトリガーカヌーです。

木材をつなぎ合わせて船を作る技術が未だ無かった時代、舟は丸太をくり抜いて作っていた。その時に、くり抜いた木の幅だけではすぐに転覆してしまうために、その防止の為に片側もしくは両側に浮き材をつけたのがアウトリガーカヌーの始まりです。

おそらく世界中どの地域でも舟の原型はアウトリガーカヌーだったと思われる。
片側だけにアウトリガーが付いた舟が一般的だが、東南アジア等には、両側にアウトリガーが付いたカヌーもあります。

ハワイやタヒチで見られるアウトリガーカヌーは、片側だけに浮き材がある事により、波と波の間で舟本体が宙吊りになって破損しないばかりか、うねりをうまく逃がして進むことができ、舟本体が人のお尻の幅ほどしかないので、
Ama(アウトリガーの意)を海面から浮かせることで、かなりの速度がでるので、サーフボードと同じような感じで波に乗る事ができます。

一般的に競技用として造られているアウトリガーカヌーは下記の通りです。

    一 人乗りのアウトリガーカヌーで、もともとはサーフスキー(カヤック)を補足した本体にAma(アウトリガー)を取り付けたことから生まれ、OC-6(6人 乗りカヌー)のクルー(漕ぎ手)がオフシーズンのトレーニングとして取り入れたのがきっかけで、現在は競技としてかなりポピュラーになっている。カーボン でできた計量の高額レース用からFRP製や木製のリクリエーションモデルまで、多数のメーカーが様々なデザインのOC-1を市場に出している。

     

 

    OC-2  OC-1 を長くして、シートを2つつけたのがOC-2 。OC-1 程沢山のメーカーはないが、OC-2 のレースも盛んに行われ、男2人組み、男女混合などがある。後ろのシートに座る人が足でラダーを動かしてカヌーの行く方向を決める。ハワイでは初心者パド ラーや子供パドラーの指導に頻繁に使用される。後ろのシートにコーチや経験者が座り、漕ぎ方、タイミング、潮の読み方、うねりのつかまえ方等をマンツーマ ンで詳しく教えることができる。

 

    4人乗りのサーフィン用のアウトリガーカヌーでOC-4より太めで軽量。
    ロッカーが多少きつくてテイクオフしやすい。
    小回りが利くがOC-6よりコントロールが難しい。
    全長7メートル、巾は約51センチ。

    6 人乗りのアウトリガーカヌーで、通常、アウトリガーカヌーというとこの事をさす。海に面した国にはほぼどこでにでもOC-6を漕ぐためのカヌークラブがあ り、ハワイの島々、アメリカ本土、タヒチで毎年大小のレースが行われている。通常はFRP製でできたカヌーが主流だが、ハワイでは古代から伝わるコア(樫 の木の一種)でできたアウトリガーカヌーもあり、コア製のOC-6のレースも行われている。
    重量は約200KG全長(Hull本体)14メートル弱、巾は50センチ。

    【 番外編 】

     アウトリガーを取り外して、OC-6のHull本体を細い丸太や角材でつなげたDouble Hull(ダブルハル)Canouもあり、12人でパドルする。つなぎ目に板や網を張って、帆をつけて航海用に使用するタイプもある。
    古代ポリネシア人はこのようなタイプのVoyaging Canoe(航海用カヌー)でミクロネシア、ポリネシアの島々を盛んに行き来していた。時には数千キロも離れた見えない島を探しに、星、月、太陽をみながら、海のうねりと風などの自然から得られるものだけを頼りに、何日も航海する事があった。

  アウトリガーカヌー用語


Paddle

(パドル)


OCの場合、オールとは呼ばずパドルとよぶ。

Paddling
(パドリング)

パドルを使って漕ぐ行為。パドリングの方法は日進月歩でパドル力、年齢、カヌークラブの方針によっても違ってくる。
また、海のコンディションによっても違ってくる。
昔から決して変わらないのはただ一つ、、、、、
みんなで合わせてパドリングする事。


Paddler

(パドラー)


アウトリガーカヌーをパドルする人の事で、OC-6の場合、各シート(座る場所)により、パドルの仕方、役目がある。

1番シート
常に波と風のコンディションを読みながら、ピッチを刻む為、経験と持久力が特に必要

2番シート
1番シートのパドラーに合わせてピッチを刻む。通常1番シートのカヌーサイドをパドルする。

3番シート
通常、1番シートと同じサイドをパドルする。ハル(カヌー本体)の広い場所にシートが位置する為、体格がよく、パワーのあづパドラーが座る。

4番シート
通常2番シートと同じサイドをパドルする。3番シートと同じくパワーがあり、カヌーのエンジンの役目が大。

5番シート
通常3番シートと同じサイドをパドルする。カヌーのエンジンとなり、海のコンディションによっては、ステアー(6番シート)をサポートする。

6番シート
(ステアーマン)舵取り役。カヌーの中、海上で起こりうる全ての状況を判断しながら、波、風、海流、潮目など自然から得ることができる全ての力を読みながら、道しるべのない海でカヌーの進む方向を決める。


Hull

(ハル)


アウトリガーカヌーの本体部分

Ama
(アマ)

アウトリガーカヌーの転覆防止の浮き材、大きくて軽いのが最近の主流。

Iyako
(イヤコ)

AmaとHullをつなげている2本の木

 

 

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